航空機を利用した撮影旅行

桜咲く季節の大分  平成17年3.4月

 

 ノースウエスト航空の無料航空券を利用して3/19〜21の3連休で大分に行って来ました。しかし、福岡の地震で列車は運休続出、結果的にはその半月後に再び桜を求めてこの地に向かってしまいました。2度目の訪問はおともでマイルを利用してのお出かけとなり、金曜日の夜便で出かけ、日曜日の夜便で帰ってきました。帰りの機材は引退間近?のDC−10でした。9月には彗星も廃止され、またひとつと被写体が減っていきますが、ここを走る富士や貨物列車はまだ走り続けます。

 


 

 

 この時間の便に搭乗する場合、基本的にはサンパーキングという民間駐車場に車を預け、そこから送迎バスに乗って空港に向かう。今回はノースウエスト発券の国際航空券のため、手続は空港に行ってからとなるため、4時半に自宅を出発、5時に浮島のサンパーキングに到着。この行程で行けば、日本航空の場合、5:30からグローバルクラブメンバー用のカウンターが開き、早い時間帯に手続きが可能となる。空いている座席の具合を確認して、クラスJに変更。出発までのしばしの時間はサクララウンジでくつろぐことにする。

 今日の搭乗予定機は旧塗装機、幅を利かせてきているB777-300だが、個人的にはあまり好む機材ではない。

 今回はマツダでレンタカーを手配してあり、代理店経由で手配したので3日間で免責も付いて1万円ちょっと。CDも付いており、軽なので高速代もお手頃・・・。ETCの送受信機が付いていると申し分ないが・・・。

 福岡に来たからにはやはり聖地原田に寄らずにはいられない。JR貨物の76には帯がはいっているのが・・・だが、次から次へとやって来る特急にはこの時代に・・・と、感心してしまう。

 白いかもめは好きな車両であるが、485がここから消えていったことは何となく寂しい。しかし、18きっぷ使い、快速乗り継いでここまで来たことが懐かしい。さすがに中版は持ち歩かなくなったが、車でここまで来ることはちょっと難しい選択肢でもあり、ここに来るには航空機に頼ってしまう。

 今回はデジカメ3台、レンズ数本を持参したが、それでも銀箱2つになってしまった。ここである程度の撮影をし、久大線沿いをゆっくり走りながら、西大分に。

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 翌日は何も知らずに杵築に。この前には寄り道はしましたが、西大分で9時の貨物まで撮ってから出かけてもこの富士の撮影には間に合います。この前に2本の特急が通りますが、その撮影をして、ここに着いたら、先客がいました。

 その後、山に登り構えるものの、いつまで経っても列車は来ません。2時間位してから地震が来たということが判りました。午後になり運休となり、この日は早めにホテルに。夕方の富士も、夕方の貨物もまたいつの日かにお預けになりました。大分空港に行ってみると航空機の運航には支障がないと聞いて一安心。

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 予定が大幅にくるい、おまけに貨物もやってこない。この後、お山に登り、午前中で切り上げて福岡に。富士の撮影をしていて何かあっても・・・。ということで、16時に空港に着いたので、繰り上げてもらい、1728便で帰ってきました。


 仕切直して、今度は高橋Cマン(がくちゃん)とご一緒させてもらうことになった。桜に焦点を合わせ、4/8出発、4/10帰着として、航空券の手配にはいった。4月の段階ではタイム割りという選択肢もあったが、おともでマイルを利用して出かけることになった。2週間前発売、当日中購入とあって、なかなか忙しい。

 行きは仕事が終わってからでも余裕で乗れるJAL1739便、帰りは国際線機材が良く充当されるJAL1740便。さすが2週間前、もう何年も前から10列目以降には座ったことがない(スーパーシートなどは数えないとして)が、窓側で考えると殆ど空いていなく、帰り便はこの日の機材はDC−10で後部のお見合い席である45K.45Hが確保できたが、行きは2階お見合い席の68H.68Jしか確保できなかった。

 まあ、足下が広いだけいいか・・・・。ということで、当日、17時に仕事を終え、朝のうちにコインロッカーに詰め込んで置いた荷物を持ち、YCATからバスに乗り込み空港に。空港ではがくちゃんが待っており、早々手続きをしにカウンターに。金曜日の夜便ながらGHの方にご配慮いただき、2階最前列の61が空いていたので、61Aにはがくちゃんが座り、私は61Cに座り、61Bにはがくちゃんのカメラバックが鎮座しました。運良く、若干の空席があったものの、2階はこの1席だけが空いていたようだ。

 今回はジャパレンにお世話になり、48時間という方式の時間貸しの契約としたため、8000円を下回る金額でレンタカーが借りられた。また、22時まで営業しているので、翌朝朝一からの撮影にはこの方法が最適である。今回は久留米・久大ルートを取ったが、よく考えてみれば北九州・中津ルートの方が、少なくとも夜間だけは良かったかもしれない。

 湯布院から別府の間だけ高速を利用し、別府湾SAで一休み。

 湯布院の手前から霧がすごく、結局は霧のまま。彗星だけ撮影し、場所を移動。後から聞いて判ったことだが、大分まではヘッドマークを付けていないとのこと。次の日はやる気も起きず・・・。

 単線なので線路際を探せば所々にポイントが点在している。大分以北は頻繁に特急がやってくるのでまあ、退屈することはない。

 富士は杵築で止まっている間に追っかけが可能。この前後で2カット狙うことが可能。

 水鏡の日は是非押さえたいひとコマ。鉄橋がカーブしているので結構いい感じに写った。

 まあ、桜のために来ましたが、他の人も考えることは同じ。全国各地からかなりの人が来ていました。しかし、他の鉄ちゃんと会ったのは、ここだけでした。でも、ここは撮るには結構難しいと思いますが・・・。

 午後からは山に登って眠っていました。夕方の貨物、富士はまあまあ光線がいいようです。ただ、夏場は蜂やアブに注意したほうがいいでしょうね。

 急な宿の手配だったため、安宿は、駅前の???宿しか無く、車も6時まで出せないとか、まあ、決定的なのは、明日雨だとまで言い切られ、言うとおりにしたが、結局、晴れて、彗星は宿から見送った。

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 天気を見ながらポイントの移動をし、車を止めてゆっくり撮影。

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 富士までの撮影を終え、その後大分以南に南下。

 本来ならこの後大分以北に戻り、富士の撮影予定でしたが、雷雨に見舞われ、断念しました。なお、下り富士を撮影後、この場所での延岡貨物の撮影は可能です。

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 この後、日田経由で日田から鳥栖まで大分道を使い戻りました。JAL1740便は21:30発なので、大分空港の最終便で帰るより撮影時間を長くとることが可能です。大分のサクララウンジには地元色が強く、芋焼酎も置いてあります。がくちゃんも水割り、ビール、芋酎と飲んでいましたが、そのとき、地震が起こり、一時空港が閉鎖されました。機内では、DC-10になると、国際線の乗務の多いCAの方が多く、お見合い席でもあり、一通りサービスが終わり、着席後は、いろいろと世間話をしながら帰ってきました。地震でなかなか着陸できなかったようです。まあ、大事にはなりませんでしたが、到着が遅れ、滑り込み横浜行きの最終バスに間に合いました。CAさんは、バスの時間調べてくれたりと、いろいろと心配していただきました。

 2回の撮影で撮影したデータは約20ギガ。DVD−R4枚にもなりました。便利な時代になりました。

2005.9 HIROちゃん  

 


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